興味がなかったオープンカー [206cc購入記]
夫婦二人だけの、いわゆる世間ずれしたライフスタイルに合いそうなクルマを捜すとほとんどがオープン・カーなのだ。
しかし実はオープンカー自体には興味がなかった。オープンカーほど非日常的で実用性とかけ離れた乗り物はないだろうがそれはかなり強烈で、耐久性や防犯性・他人の眼など面から出来ればノッチ付きのクーペボディの方が欲しかった。しかしクーペという車型、セダンすら少なくなってきた近年では小さなクルマでほぼ絶滅状態。
この206CCはメタルルーフでクーペとカブリオレの両方が味わえるというのが最大の特徴だ。幌のオープンカーは閉じていてもオープンカーだが、メタルルーフは閉じてしまえばオープンカーではなくなり普通のクルマに紛れ込むことが出来、いざというときにそれを享受することが出来る。
そして、二人しか乗れない2シーターは憧れるのだが荷物が置けないのはちょっと辛い。その点206CCは人間用としては実用にならない飾りとしか思えないデザインのプラス2がついているのがありがたい。
行き過ぎずある程度の実用性も備えられているのがさすが分をわきまえたプジョー。小心者の自分にはこの辺りがちょうど良さそうである。
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