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運命の出会い [206cc購入記]

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そして1年前の今日、ウチのCCを見つけることになる。
捜し物は、なんと家から数分のところにあったのだ。
数年前越してきた今の家は、なんと歩いて行けるところにプジョーディーラーがある。
もうプジョーを買うこともないだろうなと思っていたが、もし買う事があれば便利だなと思っていたその店は、家から一番近い自動車店ということに加えフランス車のフランクさを実感したこともありまるで自分の庭のよう。
そして、そこで思いもかけない出会いが..。
いきなり店内にあれほどさがしていた206CCが、待っていましたとばかりに展示されていた。
色も赤黒ツートンが似合ってこれがいいかなと思っていた黒。
アドレナリンが吹き上がりまくるのを抑えて、ディーラーの担当の人の中から一番話が伝わりそうな人を呼び、展示車ということもあり少し頭を冷やそうと他の在庫を確認してもらった。
すると関東ではこの展示車一台。残りも関西に2台ほど赤の在庫があるだけとの話。
そこにはもう冷静な判断力を失った自分がいた。
「もう手に入らない」ということに非常に自分は弱い。
振り返れば306の時も、マイナーチェンジでオリジナルデザインが失われる前の在庫が残り数台、というのを聞き405の車検を1年以上残して契約..。
もう今すぐにでもハンコを押してもいいという状況の中、中古で試乗をしてみた。
二人連れだったので営業氏は乗れないので別のクルマで先導するとのこと。
憧れの2シーターを実感した初めての瞬間だ。
そして次はオープンの初体験。
寒い今が一番オープンにいい季節ですよ、との営業氏の言葉に騙されてみるかと乗り込んだ室内はヒーターが効きぬくぬくとして、頭上を流れる涼しい風が心地よいまるで露天風呂気分。この歳にして知らない世界もあったんだなと感心しきり。
正直以前乗った記憶ではアップライトな着座位置に違和感をおぼえた記憶があり、デザインが気に入ったクルマなので我慢が必要だなと覚悟していたのだが、いい意味で裏切られた。
適度な囲まれ感の室内は、サポートのしっかりしたシートにホールドされたタイト感が心地よく、小さなボディーは取り回しがしやすくキビキビと走り、小さいことのメリットをあらためて感じさせてくれた。
306は低く座り足を伸ばす独特のドライビングポジションが一番の魅力で、他のクルマに試乗してもやっぱりこれが一番いいねとほっとしたものだったのだった。今まで何台か試乗はしても、やはり慣れ親しんだ自分のクルマを一番よく感じるのは当然のことと思っていたのだが、始めて違うと思わせるクルマに出会った。
ディーラーを訪れてから1時間後には、もうハンコを押している自分がそこにいた。
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